下着泥棒が止められない

盗撮や痴漢を止めたいという相談に比べると数は少ないのですが、下着泥棒
が止められないということでカウンセリングを受けに来る方もおられます。

マンションのベランダや一軒家に干してある女性の下着を盗んでいるのを
見つかって、家族や弁護士に促されてくるという人が多いです。

下着泥棒も否認の心理は強い

下着泥棒も性嗜癖行為であり、盗撮や痴漢をする人と同じように否認の心理
が強いので、自らの意思でカウンセリングを受けようと考える人は少ない
のです。

そのため、反省しているし、後悔もしているからもう同じことは繰り返す
ことはないと思っている人が多いのですが、否認の心理が強い人は再犯の
可能性も高いので、カウンセリングを受けることが必要です。

性癖とスリル

下着泥棒をしている人は、女性の下着への執着が強いという特徴と下着
を盗む際に誰にかに見つかるかもしれないという状況から感じられる
スリルが下着を盗むという行動の動機となっていることも多いです。

洗濯物の中に下着を発見すると、盗みたいという衝動が湧いてくる
ようです。
そして、盗もうとしているところを誰かに見られたらどうしようという
本来なら抑止力になる思いが、スリルを味わいたい人によっては行動
を起こす理由になってしまうため、下着を見つけると盗んでしまう
ようです。

下着泥棒を止めるためには、スリルを味わいたいという思いに気づき
コントロールできるようにならなければなりません。

痴漢をする人の継続力の低さと否認の心理

痴漢をする人は、盗撮をする人よりもカウンセリングの継続率が低いです。

継続力の低さと強く関係しているのは否認の心理です。
痴漢をしている時に、女性から「やめて下さい」などの声が上がらない
場合は、嫌がっていないのではないかと都合よく考えています。
本当は嫌がっているはずなのに、その事実を否認しています。

また、痴漢をしている人の方が、自分はいつでも止められると思って
いて、依存症であること、再犯をした事実を否認しています。

下着泥棒が止められない心理的要因

盗撮や痴漢をしている人は、直接人に対して迷惑を掛けているという
意識は持ちやすいのですが、下着泥棒の場合は人に直接危害を加えた
わけではないという意識が、罪の意識を低くしている傾向があります。

本来、人のものを盗むだけでも十分問題なのですが、性犯罪をする人
は自分の行為を何らかの理由で正当化してしまっているところがあり、
下着泥棒をしている人の場合は、直接危害を加えていないという思い
が罪の意識を誤魔化しています。

カウンセリングの中では、上記のような否認の心理を改めるように
働きかけていきます。

下着泥棒をする人へのカウンセリング

カウンセリングでは、再犯をしないために自分の罪と向き合うための
話を続けていきます。

女性にとって下着を盗まれることがどのようなことなのか、どのような
不安と恐怖を感じ、それが生活にどのように影響するのかという事実を
受け止めて、自分の行ったことの問題点を自覚して頂く必要があります。

それと同時に、性癖、スリル、否認の心理、ストレスなど、さまざまな
観点から下着泥棒をしてしまう理由を追及して、どのようにして止めて
いくのかを考えていきます。

下着泥棒を止めるためには、他の性犯罪と同様にカウンセリングを継続
することが止めるための重要な取り組みとなります。
表面的な行動を一時的に止めるだけでなく、自分の心の動きに気づける
ようになり、自分の生活習慣全体を見直し、本質的な改善によって再犯
を止めていくことを目指します。

下着を盗むことを止められない方は、カウンセリングにお越し下さい。

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