性犯罪を続けてしまう否認の心理

依存症を解決するためのカウンセリングでは、性犯罪を止めるための相談も受け付けて
います。
性犯罪加害者は、自分が問題のある行為をしているのを分かりつつも、性犯罪特有の
否認の心理によって行為を継続しています。
否認の心理が強いと、自分が行っている行動の問題点に向き合わず、女子が傷つくこと、
逮捕されるかもしれないことを否認して性犯罪を続けてしまいます。
性犯罪加害者は、否認の心理が強い状態が続くほど、それが改善の妨げになり
カウンセリングも勝手に中断してしまいます。
その結果、再犯をしたという報告が入ってくることあります。

ただ、否認の心理を持っている反面、性犯罪を止めたいと思っているのも事実です。
しかし、相反する自分の思いをコントロールできずに、安易に欲求が満たされる
行為を選んでしまいます。
カウンセリングでは、性犯罪を止めたいという思いを実現できるようカウンセラー
がサポートいたします。

性犯罪者のカウンセリングの特徴

性犯罪者のカウンセリングは、当事者が相談に来ることが必須です。
依存行動が犯罪行為ではない相談と犯罪行為を繰り返す依存になっている人では、否認の
心理の強さに違いがあるということが理由です。
また、性欲という人間の生理的欲求が関係している行為なので、対象となる女性自体を
求めなくなることはまずありえないし、女性という刺激から遠ざかった生活を送ること
はほぼ不可能なので、当事者がしっかりとカウンセリングを受けて、性犯罪を行ってきた
習慣を断ち切っていく必要があるのです。

性犯罪加害者への家族のサポート

性犯罪加害者のご家族が、当事者が改善するためにできるサポートは、カウンセリング
に通うことを応援し、後押しすることです。
改善傾向が一番良い人は、家族に促されなくても、家族がカウンセリングなんて必要
ないのではないかと言っても、まじめにカウンセリングに通って自分と向き合おうと
する人です。
しかし、そのような人は全体の1割ほどなので、家族の後押しがないと『もう二度と
同じことはしない』と自己判断をしてカウンセリングに通うことを止め、再犯をして
しまうというケースも少なくありません。
自分の意思だけでカウンセリングを継続することは難しくても、順調に改善の傾向が
表れていくのは、家族のいうことをしっかりと聴いてカウンセリングを継続している
人たちです。

性犯罪をしない人になるために

カウンセリングでは、性犯罪加害者を性犯罪をしない人、性犯罪をしないように
変わることができた人との共通点が増えるように促していきます。

性欲があり、その人特有の性癖があるという点は、カウンセイングで無くして
いけるものではありません。
ただ、自分の欲求と癖を我慢すること、問題のない方法で満たすことで社会に
迷惑を掛けないようにしていくことは可能です。

性犯罪をしないようになるためには、欲求や癖があったとしても自分の生活の
中でコントロールする術を確立することです。
カウンセリングでは、その点に一番時間をかけていきます。

豊富な改善事例に基づくアプローチ

性犯罪加害者は否認の心理が強いのですが、逮捕された後に相談に来る人が
多いというのもあり、犯罪行為ではない依存症の人に比べて自分の問題点を
ある程度認めた状態からカウンセリングが始まるので、改善する人も多いの
です。
そのため、弊社には性犯罪加害者の更生、社会復帰の事例はたくさんある
ので、性犯罪を止めるためにカウンセリングにお越し下さい。

大阪で性犯罪加害者のカウンセリングに取り組むカウンセラー

私のところには全国各地から性犯罪加害者からの相談依頼が入るため、一人では対応
できない分をカウンセリングルームWILLの西橋先生に助けて頂いております。
西橋先生も、性犯罪抑止のためのカウンセリングは申し分のない実績を積まれており
ますので、安心して相談の依頼をしてして下さい。